2024.04.01★★★

暮らす

【騒音・ゴミ出しetc】住民トラブルにならないため気を付けること6選

騒音・ごみ出し・共有部の使い方・悪臭・タバコの臭い…etc.
多くの人が住むマンションやアパートでは、住民間で様々なトラブルが発生する恐れがあります。
そこでこの記事では住民トラブルの事例や対策法を解説!併せて、トラブルが起きた際の相談先もご紹介します。

目次

住民トラブルの原因で最も多いのは“騒音

近所に住む方々のトラブルの原因で最も多いとされているのは“騒音”です。
例えば、以下のような騒音でトラブルが発生するケースが多いとされています。

■話し声・叫び声
■テレビ・ゲーム・オーディオの音
■上の階からの足音
■楽器の演奏音
■子どもの泣き声
■ペットの鳴き声        …etc.

生活する上でどうしても音は出てしまうものですが、感じ方は人それぞれ異なるもの。
早朝や夜間に大きな音を出していると住民間でトラブルになる場合があります。

その他にもこんなトラブルが発生

その他にも、こんな住民トラブルが発生することがあります。

■ごみ出し

ごみを分別しなかったり、ごみ出しのタイミングが早すぎたり遅すぎたりとルールを守れない人がいると集積場が不衛生な環境になってしまいます。

■ペット関連

ペット不可の物件なのにペットを飼っている場合は、規約違反に該当します。
また、ペット可の物件であっても、鳴き声や共用部の使い方でトラブルへ発展する恐れもあります。

■共用部の使い方

廊下やエントランス、エレベーターは共有部になります。
共有部とはマンションやアパートの入居者が共同で使用する部分のこと。共有するスペースのため、自転車やベビーカーといった私物を置いたり、大きな声で話していたりすると周囲の迷惑となります。

■悪臭・タバコ

部屋に放置されているごみの臭いが換気扇をつたって隣の部屋まで匂ったり、ベランダでタバコを吸っていたら煙が隣の部屋に届いてしまったりといったトラブルもあります。
悪臭やベランダでの喫煙に関しては民事裁判が起きた例もありますので、臭いの出る廃棄物を放置しないなどの周囲への配慮が必要です。

■駐車・駐輪に関するルール

車や自転車を止める場所に関して住民トラブルが発生することもあります。
例えば、出入口の近くに車や自転車を停めたり、「一時的だから大丈夫」という認識で来客時に無断で他人の契約している駐車スペースや駐輪スペースを使ってしまったり…。
マンションやアパートの場合、駐車場・駐輪場は契約した世帯のみが該当スペースを使えるケースが多いため無断で使用するとトラブルに発展してしまいます。

トラブルを未然に防ぐためには

上記でご紹介したような住民トラブルを未然に防ぐためには、以下の対策が有効です。

1.早朝・夜間に大きな音を出さない

普段から大きすぎる音を出さないのはもちろんのこと、一般的に多くの人が眠っている早朝や夜間は特に気を付けましょう。
なお、物件によっては楽器の音を出しても良い時間を決めている場合もあります。
そういったケースではキチンと時間を守ることが大切です。

2.家具の配置を工夫したり防音シートを活用する

部屋の壁が薄い場合や家族が多い場合には、家具の位置を工夫したり防音シートを活用するのも効果的です。例えば家具を隣の部屋側に設置すれば、いくらか音が伝わるのを防げます。
また、小さな子どもがいる場合には、下の階に足音が響きにくいよう吸音マットを敷いておくのも良いでしょう。

3.小さな子どもがいる場合は事前に周囲へ伝えておく

家族に小さな子どもがいる場合には、あらかじめ隣の部屋や上下の部屋にその旨を伝えておいた方が無難です。
もちろん対策は必要ですが、事前に伝えておけば理解を得やすいでしょう。

4.ごみはキチンと分別・排出する

マンションやアパートにごみ置き場が設けられている場合には、ルールをしっかりと守らなくてはなりません。
廊下やエレベーターと同様に、ごみ置き場も住民同士の共用部分です。分別をキチンと行ったり、決められた曜日・時間にごみを出したりと、入居者全員が気持ちよく利用できるためにルールを守る必要があります。

5.管理規約を守る(ペット・共有部・駐車場など)

ごみ置き場だけでなく、ペットの飼育や共有部の使用、駐車場についても管理規約を守りましょう。
前項でご紹介したように、ペット禁止なのにペットを飼ったり、共有部に私物を置いたり、契約していない駐車スペースや駐輪スペースを利用するのはルール違反です。
「ちょっとくらいならバレないだろう」と思っていても、近隣の住民には多大な迷惑がかかっている恐れもあります。

6.適度にコミュニケーションをとっておく

近所の住人と日頃から適度にコミュニケーションをとっておくことも大切です。
顔を合わせた際に挨拶をしたり、日常的に良好な人間関係を構築しておけば近隣トラブルにも巻き込まれにくくなるでしょう。

住民トラブルの相談先

もし住民トラブルが発生してしまった場合、当人同士での解決が難しい際は以下の相談先に連絡してみましょう。

・管理会社や大家さん
・各自治体の生活科
・専門家(弁護士など)
・警察

原則的にまずは管理会社や大家さんに連絡するのが無難ですが、緊急性が高いケースは警察へ連絡を。住民同士のトラブルがヒートアップしてしまい、身の危険を感じたり、犯罪に巻き込まれそうになった場合には警察に通報することをおすすめします。

まとめ

ご紹介したように、マンションやアパートでは住民同士で様々なトラブルが発生する恐れがあります。
トラブルの発生を未然に防ぐためには、“周囲に配慮すること”と“ルールを守ること”が大切です。後々大きなトラブルに発展しないよう、普段の生活から気を付けましょう。

また、もし住民同士で解決が難しい場合や緊急の場合にはこの記事でご紹介したように、管理会社や大家さん、警察に相談してみるのも手段の一つです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

執筆者

ENTLinK+PLUS編集部(編集部)

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