2024.02.13★★★

SDGs

2024年こそ始める!SDGs達成のために個人で行えることとは?

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“SDGs”とは、2030年までに達成すべき国際目標。
近年では多くの企業や自治体がSDGsの達成に取り組んでいますが、SDGsの達成に向けて個人で出来ることもたくさんあります。
しかし、「具体的に何をすればいいの?」「そもそもSDGsって何?」といった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事ではSDGsの概要や個人で出来る身近なアクションをご紹介します!

目次

そもそもSDGsってなに?

SDGs(エスディージーズ)とは、これからも人類が地球で暮らし続けていくために2030年までに達成すべき国際目標です。
“Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)”の略称で、もともと国際社会にて制定されていたMDGs(ミレニアム開発目標)に代わって2015年に新たに制定されました。

気候変動、環境汚染、貧困…etc。
いま世界では様々な問題を抱えており、このままでは人類が地球で安定して暮らし続けることができなくなると危ぶまれています。
そんな社会問題を解決すべく掲げられたのがSDGsです。

SDGsは17の目標と169のターゲットから構成されており、“地球上の誰一人取り残さない”ことを誓っています。

参照:SDGsとは?(外務省)

具体的な17の目標

SDGsは、世界共通で次のような17の目標で構成されています。

貧困をなくそう
飢餓をゼロに
すべての人に健康と福祉を
質の高い教育をみんなに
ジェンダー平等を実現しよう
安全な水とトイレを世界中に
エネルギーをみんなに そしてクリーンに
働きがいも経済成長も
産業と技術革新の基盤をつくろう
人や国の不平等をなくそう
住み続けられるまちづくりを
つくる責任つかう責任
気候変動に具体的な政策を
海の豊かさを守ろう
陸の豊かさも守ろう
平和と公正をすべての人に
パートナーシップで目標を達成しよう

なお、各目標のターゲットは以下のサイトをご参照ください。
参照:
SDGsの目標とターゲット(農林水産省)
SDGs17の目標(日本ユニセフ協会)

個人で出来ること

持続可能な社会の形成に向けてSDGsを達成することは、私たちが今後も健康的に生活していく上で必要となります。そのため、私たち個人としても、日ごろから積極的にSDGsの達成に繋がるアクションを起こしていくことが求められます。

SDGsを達成するために個人で出来ることは、主に次の通りです。

1.電気や水を無駄遣いしないよう注意する

【関連する目標:⑥⑦⑬

電気や水など、エネルギーの無駄な消費は地球温暖化の一因となってしまいます。
部屋の照明やエアコンを点けっぱなしや、お風呂の水の出しっぱなしを防ぐなど、日々節電・節水を心掛けるようにしましょう。
また、照明器具や家電を買い替える際に、省エネの製品を選ぶのも有効的です。

2.無駄なものや必要ないものを買わない

【関連する目標:⑫⑬

使う予定のないものを購入したり、特に必要ではないものをなんとなく購入するのを避けましょう。「安いから」「なんとなく」といった理由で必要ないものを購入するのはおすすめできません。
本当に必要なものだけ購入すれば、資源の消費や処理コストが削減されます。

3.マイバックやマイボトルを使用する

【関連する目標:⑫⑭

マイバックやマイボトルを活用すれば、レジ袋や使い捨てペットボトルなどといったプラスチックごみを削減できます。
また、近年は世界的にプラスチックごみによる海洋汚染問題が深刻化。
2050年には海に放流しているプラスチックごみの重量が、魚の重量よりも多くなると予想されているため、マイバックやマイボトルの活用は“目標⑭海の豊かさを守ろう”を達成にも繋がります。

4.食品ロスを減らす

【関連する目標:②⑫⑬

食品ロス(フードロス)とは、まだ食べられる状態なのに食べ残しや賞味期限切れなどの理由で廃棄される食品のこと。
食品ロスを減らすためには、家庭で食材や食品を使い切るだけでなく、飲食店で賞味期限が近いものを意識的に購入したり、注文しすぎないようにしたりといったアクションも必要です。

5.積極的にリサイクルする

【関連する目標:⑬⑭⑮

リサイクルとは、ごみを資源として再生利用すること。
ごみの排出量を減らせば、限りある資源を減らさずに済みますし、焼却処分時の二酸化炭素の発生を抑制できます。
例えば、リサイクルしやすいようごみの分別を徹底したり、再資源化できるものはリサイクルに回すなど日々の行動を見直してみましょう。

6.徒歩や自転車、公共交通機関で移動する

【関連する目標:

場所を移動する際には、徒歩や自転車、公共交通機関を積極的に利用するようにしましょう。
たくさんの人を運ぶ電車やバスなどの公共交通機関を利用すれば、車を使って移動するより、一人あたりの温室効果ガスの排出量が少なくなるとされています。
温室効果ガスとは、地表を温める働きのある気体。
地球温暖化の主な要因とされているため、徒歩や自転車、公共交通機関で移動することは環境保全に繋がります。

7.災害発生時の備えを万全にしておく

【関連する目標:⑪⑬

もし自然災害が発生してしまった場合でも、なるべく早く回復できるように準備を整えておいくことが必要です。
例えば、防災セット(飲料水や非常食など)を備蓄しておいたり、避難場所を確認しておいたり、家具が倒れにくいよう配置や設置方法を工夫したりといった対策を講じておきましょう。

8.温室効果ガスの排出量が少ない再生可能エネルギーを導入する

【関連する目標:⑦⑬

温室効果ガスの排出を抑えるには、再生可能エネルギーの導入が効果的です。
個人では、自宅にソーラーパネルを設置したり、電力を再生可能エネルギーのプランに切り替えるなどのアクションを行えます。

9.ペーパーレス化や過剰な包装を断り、紙ごみを削減する

【関連する目標:⑫⑮

ごみの排出量や資源の消費を抑えるためには、紙の使用を減らすことも大切です。
具体的な例としては、紙の請求書をオンラインに変更したり、簡易包装の商品を選んだりといったアクションが挙げられます。

10.その他

その他にも、SDGsの達成に向けて個人で出来ることはたくさんあります。

・募金や寄付を積極的に行う
・地域のボランティアなどに参加する
・パートナー同士で家事や育児の負担を平等にする
・国際フェアトレード認証ラベルが付いている商品を選ぶ
・いじめや差別に関して声をあげる         …etc

SDGsの目標を確認して、自分に身近なできることから始めてみましょう!

まとめ

SDGsというと企業による取り組みをイメージする方も多いかもしれませんが、個人的に出来ることもたくさんあります。
千里の道も一歩から。どんなに小さな取り組みでも、私たち一人ひとりが心掛けて継続していけば持続可能な社会の実現に繋がります。
「ENTLINK+PLUS」では、ライフスタイルにSDGs的要素を取り入れ実践できるような様々な情報を日々発信していきます。

ぜひ、これを機にあなたもSDGsの達成に向けた取り組みにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

参照:
SDGグローバル指標(外務省)
世界を変えるヒント(日本ユニセフ協会)
みんなの行動宣言(日本ユニセフ協会)
Platform Clover

執筆者

ENTLinK+PLUS編集部(編集部)

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