2024.08.20★★★

食べる

  • 雑誌掲載

SLOW LIFE

LET’S TRY ! 作ってみました手前みそ

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スローライフを楽しむ〈おみそ作りに挑戦!〉

 特集ではAIをうまく生活に取り込むことで時間的余裕が生まれることをご紹介してきました。そうしてできた時間を自分磨きに使ったり、趣味に使ったりするのがスローライフの醍醐味の一つです。
 今回はスローライフの一つと言えるスローフード、体にも良い発酵食品の『みそ』を手作りしてみました。実際に作ってみると本当に【大豆・塩・麹】だけでできるんです。添加物も必要なし。自分で作るから減塩で作ったり、麹を増やして甘めに作ったりとアレンジもできます。また発酵の過程の味の変化を楽しむこともできます。
 実際に作る作業は粘土遊びの延長なので、小さいお子さんと一緒に遊びながら作ることができます。食育というと大げさですが、そうしたきっかけ作りに一度チャレンジしてみませんか。

【手作りの良さ】

•自分好みの味にできる
•自然素材だけの確かな質
•添加物・着色料なしの安心感
•仕上がるまでのワクワク感

【材料】

•大豆…1㎏(一晩、2倍以上の水でふやかす)
•米麹…1.2㎏
•天然塩…500g(手塩用に15g位別にする)
•種水(大豆の煮汁)…400~500㏄

01

大豆をよく洗い、浸水させます 水を吸った大豆は2倍以上にふくらみます

02

水切りした大豆とひたひたの水を鍋に入れ火にかけます

03

あくを取り、差し水をしながら1時間~1時間半程度煮ます

04

天然塩485gと米こうじ1.2㎏をボウルに入れます

05

天然塩と米こうじをよく混ぜ合わせます(塩切こうじ)

      

06

大豆は指でつぶせる位の柔らかさになったらザルに上げます

07

すり鉢に入れ、種水を足しながら十分に押しつぶします

08

人肌に冷めたら塩切こうじを加え混ぜ、粘土位の固さにします

09

空気を抜くために団子状に丸めます

10

空気を入れないように保存容器に入れ表面に塩を振ります

11

冷暗所に保存。※冷蔵庫の場合は発酵がゆっくりになります

仕込んでから3~4カ月経過したら天地返しをします。天地返しをすることで発酵が均一化し、香りも高くなると言われています。
その後、また空気を抜いて表面に塩を振ります。仕込みから6カ月程度で食べごろ。発酵の度合による味の変化もお楽しみください。

※塩の量が少ないと表面にカビが生える事がありますが、カビの部分だけ削り取ればそのままお召し上がりいただけます。

 また表面に黒い液体が溜まる事がありますが、これがたまり醤油です。

美味しいお味噌で色々な料理を楽しんでくださいね

特別講師おでん笑福のおかあさん

執筆者

ENTLinK+PLUS編集部(編集部)

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