どうする?いつやる?秋の衣替え
最高気温が20℃くらいの頃、晴れた日がおすすめ
秋の衣替えは最高気温が20℃くらいになった頃が良いタイミング。移行期間を設けて少しずつ入れ替えましょう。
薄手のカーディガンや上着などは最後に。よく晴れた湿度の低い日を選べば湿気やカビなど衣類を傷める原因が抑えられます。
秋晴れの午前に思い切って始めれば、余裕をもってできそうです。まずは仕分けから。
〝いつか着るかも〟と〝もったいない〟に、さようなら
春夏物をしまう前にまず、今年一度も着なかったものは、思いきって処分しましょう。
〝いつか着るかも〟と保管するのは空間の無駄遣いです。
きれいで、まだ着られるものを捨てるのは〝もったいない〟―そう思う場合、ぜひリサイクルを。
ネットやリユースショップ、ご近所での交換アプリなど今は多様な方法があります。
不要な衣服を誰かにバトンタッチ―これは製品の寿命を伸ばすSDGsの小さな取り組みとも言えますね。
一度でも着た物は、必ず洗濯かクリーニングを
衣替えで出したら、白いカーディガンに黄色いシミが…というのは誰しも経験のあることです。
そんな〝ガッカリ〟をなくすには、しまう前のお手入れが大事。
必ず洗濯あるいはクリーニングしてから、しまいましょう。
ついでにほつれや毛玉取り、ボタンの付け直しなどのケアができるとベスト。
アイテムを長く愛用することは、身近なサステナブルライフの一つです。
収納の基本は〝ゆったり〟7分目
仕分けの次は保管ですが、基本はゆったり収納がおすすめです。
ウォークインクローゼットなどがある場合には、掛け収納がおすすめ。
奥側に春夏物を〝ゆったり〟掛ければシワ予防になります。
カビの発生や変色の原因になるクリーニングの透明ビニールは外して、できれば専用カバーをかけるのがベストです。
たたみ収納の場合は重め・かための素材のものを下に、薄手でやわらかい素材のものは上に置きましょう。
Tシャツなどは丸めて縦収納が便利。掛け・たたみいずれも7分目程度に収納するのが衣類を美しく保つコツです。
防虫剤や除湿剤もお忘れなく。防虫剤と除湿剤の併用には注意が必要な場合もあるので、取扱説明書で確認してください。
秋冬物は、出し洗いでダニと臭いをシャットアウト
秋冬物を出したら、まずはシワ・汚れや虫食いなどをチェック。
きちんと保管していたつもりでもダニや臭いがついていることがあります。
特に肌に直接触れるものは一度洗濯すると安心です。
ジャケットやコートなどの重衣料は、半日ほど陰干しがおすすめ。
さらに本当にこの服必要?という目でチェックするのも大事です。
不要と思われるものは、春夏物と同様、上手に処分しましょう。
出番の多いアイテムはベストな位置に収納
毎日のように着る衣類は、ラクに出し入れできるのが一番。
自分の腰~目線の高さに収納しましょう。
よく見える所に収納すれば、サッと取り出せてストレスなく着替えも片付けもできます。
小さなことですが、毎日の時短の積み重ねで暮らしにちょっとゆとりができそうです。
長期保管サービスを活用して、スペースすっきり
急な寒さに慌ててコートを出したら、シワシワで着られない…急いでいるのにイライラ!季節の変わり目のあるあるですね。
着たい時にさっとすぐ着られること―これはおしゃれの基本。
外出時は、パッと出してサッと着てサクッと出かけられるのが理想です。
そこで今注目されているのが宅配クリーニングの長期保管サービス。
限られたマンションの収納スペースを有効活用できる強い味方です。
ここでは保管サービスのメリット・デメリット、利用方法について紹介します。
カンタン便利な保管サービス
最近人気の長期保管システムはオフシーズンのものを8~12か月保管してくれるサービス。
クローゼットが一つ増える感覚で、上手に活用すれば、暮らしの空間をゆったり有効に使えそうです。
申し込みから集荷・クリーニング・保管・配送がスマホ一つで完結。
忙しい方に便利なシステムですね。
保管サービスを扱っている事業者は年々増えているので、預ける点数や期間、付属サービスなど、自分に合った所を選びましょう。
サステナブルな衣替えで暮らしを軽やかに
衣替えはファッションを見直す良いチャンス。
本当に愛用できるアイテムをメンテナンスして来シーズンに備える、自分に縁のない物は誰かに譲る。
それは持続可能な社会につながる入口の一つです。
すっきり収納して気持ちも晴れ晴れ快適に。
この秋は衣替えを〝収納を考えるチャンス〟にしてみませんか。